最先端のデジタルデンティストリー

LINE
メール
電話
再診WEB予約
初診カウンセリング
口腔外科

転倒によるお口の怪我について

14072286 141206(17)

転倒、衝突、事故などで、顔や口、歯、顎などをぶつけた時に、打撲や外傷などの強い力が加わり、様々な怪我や病気を引き起こすことがあります。

そのような時の緊急、救急の対応として、患者様が知っておくことで、のちの症状、予後が大きくかわる事柄があります。

転倒などによるお口の怪我は

  1. 全身の診断(医科)
  2. 頭部の診断(医科)
  3. 顔面の診断(医科、歯科)
  4. お口の外、中の周辺の診断(医科、歯科)
  5. 歯の診断(医科、歯科)

という順番で注意を払う必要があります。

医科で、まず、出血に対する処置、気道の確保、脳、頭部、眼科、耳鼻科でのチェックを終えて、あるいは、並行して、それから、歯科口腔外科の診断治療が流れになります。

特に、頭部の外傷は様々な合併症や重篤な症状を引き起こすこともあり、また、医科での診断処置が最優先です。

ここでは、3以下の歯科での治療について説明します。

  • 顔面の診断(医科、歯科)

顔面や顎をぶつけた時に、起こる外傷には主に、皮膚などの軟組織の損傷、顎顔面の骨折などがみられ、皮膚の損傷と骨折の両方が認められる複雑骨折、あるいは、皮膚の損傷のない、単純骨折などの診断をします。

*一般的に理解されている複雑骨折とは、骨が複雑に骨折してしまっている、粉砕骨折といい、これと誤解、混同されていることが多くあります。

骨折の部位、種類としては、

  • 鼻の骨
  • 下顎の骨
  • 上顎の骨
  • 頬の骨

などが挙げられます。

  • お口の外、中の周辺の診断(医科、歯科)

口元をぶつけた時に、起こる外傷には主に、皮膚、口腔粘膜などの軟組織の損傷、顎、歯の骨折などがみられ、皮膚、口腔粘膜の損傷と骨折の両方が認められる複雑骨折、あるいは、皮膚、口腔粘膜の損傷のない、単純骨折などの診断をします。

*一般的に理解されている複雑骨折とは、骨が複雑に骨折してしまっている、粉砕骨折といい、これと誤解、混同されていることが多くあります。

骨折の部位、種類としては、

  • 下顎の骨
  • 上顎の骨
  • 頬の骨

140719(100)

上顎と下顎の骨折頻度の高い部位

などが挙げられます。

  • 歯の診断(医科、歯科)

口元をぶつけた時に、起こる歯の外傷には主に、口腔粘膜などの軟組織の損傷、顎、歯の骨折、脱臼、歯冠。歯根の破折などがみられ、それらの診断をします。

歯の外傷の部位、種類としては、

  • 歯の破折
  • 歯根の破折
  • 顎の骨(歯槽骨)
  • 歯の脱臼(歯髄、歯根膜の断裂)

などが挙げられます。

歯科・歯科口腔外科での治療について

症状

101224(7) 101224(11)

  • 歯がグラグラする
  • 歯が痛い
  • 歯が黒くなってきた
  • 歯が飛び出ている
  • 歯が抜けた
  • 歯が割れた

など

検査

  • レントゲン(パノラマレントゲン、デンタルレントゲン、頭部レントゲン、正貌、ウォータース、咬合法など)
  • CT
  • 温度診
  • 電気歯髄診

診断

  • 歯牙破折
  • 歯根破折
  • 外傷性歯根膜炎
  • 歯牙脱臼
  • 顎骨折
  • 歯槽骨骨折
  • 歯肉粘膜裂傷

治療

先ずは必要に応じて、止血、感染予防、疼痛のコントロールのための投薬、顎、歯の整復処置を行う

  • 歯牙破折

101224(7) 101224(6)

破折部位により、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療を行う

  • 歯根破折

140722(78) 140722(88) 141206(16)

破折部位により、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療を行う

  • 外傷性歯根膜炎

症状により、整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、を行う

  • 歯牙脱臼

症状により、整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、を行う

  • 顎骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療、を行う

  • 歯槽骨骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療、を行う

  • 歯肉粘膜裂傷

14072286 141206(17)

症状により縫合などの止血治療、デブリードメント(創部の壊死、感染、汚染組織の除去)を行う

予後

  • 歯牙破折

修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療などで回復できます。

  • 歯根破折

修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療、抜歯治療などで回復できます。

  • 外傷性歯根膜炎

整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療で回復できます。

  • 歯牙脱臼

120907(16) 120907(17) 120907(18)

整復固定治療、修復治療、補綴治療、保存治療、根管治療で回復できます。

  • 顎骨折

観血的、非観血的整復固定治療で回復できます。

  • 歯槽骨骨折

症状により、観血的、非観血的整復固定治療で回復できます。

  • 歯肉粘膜裂傷

14072286 141206(17)

症状により縫合などの止血治療、デブリードメント(創部の壊死、感染、汚染組織の除去)、抗生剤の投与などで、きれいに回復します。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

  1. 前歯の審美セラミック治療

  2. 最新のデジタル歯科による奥歯の差し歯治療

  3. 最新デジタル診療による治療計画までのスピード変化

PAGE TOP